楽しんごさんの植毛施術後に起きた変化とは?ダウンタイムと翌日の見た目の変化

楽しんごさんの植毛施術後に起きた変化とは?ダウンタイムと翌日の見た目の変化

東京植毛クリニックグループで自毛植毛に挑戦した人気タレント・楽しんごさん。

前回に引き続き、楽しんごさんの自毛植毛密着記事をお届けします。

前回の記事では施術前の準備とデザイン決めを紹介しました。

関連記事:人気タレント「楽しんご」さんの植毛に密着|施術前の検査・準備と「美容植毛」のデザイン決め

今回は、楽しんごさんの施術直後から翌日までの流れと頭皮の経過をみていきましょう。

これまで同じような自毛植毛を受けた「いしだ壱成さん」や「ラファエルさん」は、施術直後も元気な様子でしたが、楽しんごさんの反応は少し異なっていました。

そこで本記事では、そうした個人差にも焦点を当てつつ、長時間の施術による疲労感や精神的な変化、そして翌日の洗髪に至るまでの様子を時系列で詳しく紹介します。

自毛植毛を検討している方、施術後の経過が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

楽しんごさんの施術直後に起こった変化

楽しんごさんの施術直後に起こった変化

自毛植毛施術は数時間に及ぶため、施術直後の患者様によってさまざまな変化があります。ここでは、楽しんごさんが施術直後に経験した身体的・精神的な変化をみていきましょう。

長時間の施術で意識が朦朧とするほどの疲労感

施術が終わった楽しんごさんは、クリニックのスタッフから「疲れましたか?」と声をかけられると、「全然大丈夫です」と答え、オペ室を後にしました。しかし、オペ室を出た直後、撮影スタッフが改めて感想を聞くと、楽しんごさんは「めっちゃキツかった。ちょっといま精神的にダメ」と正直に打ち明けます。

楽しんごさんが「キツかった」と語る背景には、施術時間の長さが関係していた可能性があります。

自毛植毛は、採取から株分け、植え込みまで複数の工程があり、施術時間は数時間から場合によっては10時間近くかかる場合もあります。施術中は局所麻酔と静脈麻酔を併用するため、痛みはほとんど感じませんが、長時間同じ体勢でいることや手術特有の緊張感が積み重なり、施術後に強い疲労感として現れる方もいます。

楽しんごさんの様子を見た東京植毛クリニックの山本院長も「意識が朦朧としてますね」と声をかけており、施術直後の疲労感の大きさがうかがえます。

しかし、こうした反応は植毛施術後にはよく見られるもので、適切な休息を取ることで翌日には回復する場合がほとんどです。

痛みよりも精神ダメージの方が大きかった

楽しんごさんの疲労感の原因は、精神的なダメージも影響していました。施術翌日の朝、楽しんごさんは山本院長に「悩んでる人と並んで受けたから、すごく自分の中でいろんな気持ちが不安定になっちゃって」と昨日の施術中の様子を話し始めました。楽しんごさん自身は「もともとそんなにハゲじゃない」と認識しており、深刻な薄毛で悩む方と同じ空間で施術を受けたことで、自分が施術を受ける意味や立場について考え込んでしまったようです。

自毛植毛施術は身体的負担だけでなく、精神的にも負担を伴う手術です。施術中や施術直後に様々な感情が湧き上がることは珍しくなく、そうした心理的な変化も自毛植毛の過程の一つとしてみられる場合があります。

同行していた「いしだ壱成さん」も気にかけるほどの変化

施術後、元気がなさそうな楽しんごさんの様子を見て、同行していた俳優のいしだ壱成さんは「だいぶツラそうでかわいそうですね」と心配していました。

いしだ壱成さん自身も過去に東京植毛クリニックグループで自毛植毛を受けており、施術の大変さを理解しています。カメラマンから「壱成さんの時はどうでしたか?」と聞かれると、「終わったー!ってハイテンションな感じ」と答え、近くにいた別の自毛植毛直後の元気そうな患者様を見ながら「僕もあんな感じでした」と話していました。

楽しんごさんといしだ壱成さんのように、術後の反応には大きな個人差があります。どちらも正常な反応で、適切な休息を取ると翌日には落ち着く方が多く、いしだ壱成さんも「今日はきっとよく眠れますよ」と声をかけていました。

楽しんごさんが施術直後に受けた「フィブロブラスト注射」とは?

楽しんごさんが施術直後に受けた「フィブロブラスト注射」とは?

楽しんごさんの自毛植毛施術の最後には、「フィブロブラスト注射」と呼ばれる注射が行われました。この注射はどのようなものなのでしょうか。ここでは、フィブロブラスト注射の目的や仕組み、そして植毛との相性についてみていきましょう。

フィブロブラスト注射の目的は「弱った毛を太く育てる」

動画内で山本院長は、フィブロブラスト注射について「幹細胞由来線維芽細胞注射というもので、簡単に言えば既存の髪の毛を太くたくましく生やすための注射です」と説明しています。

線維芽細胞とは、皮膚の真皮層に存在する細胞で、肌の弾力や保湿に関わる成分を生み出す役割を持っています。この細胞を頭皮に注入することで、頭皮環境を改善し、髪の毛を健康に育てる効果が期待されます。

自毛植毛は薄毛部分に新しい毛根を移植する治療ですが、フィブロブラスト注射は移植した毛根の周囲や、既存の弱った毛根の周辺に注射することで、頭皮の血流を促進し、毛根に十分な栄養が届くようサポートします。そうすることで、既存の細く弱った毛が太くたくましく成長する可能性が高まるのです。

側頭部から採取した幹細胞を使う最新ケア

フィブロブラスト注射で使用する線維芽細胞は「自分の側頭部から採取した毛根の幹細胞由来の細胞」です。つまり、楽しんごさん自身の細胞を使用するため、拒絶反応やアレルギーのリスクが極めて低い安全性の高い治療法と言えます。

幹細胞はさまざまな組織に変化して損傷を修復する能力を持っている細胞です。幹細胞由来の線維芽細胞には、組織の修復や再生を促す成分を豊富に含んでいるため、頭皮に注入すると頭皮環境を整える作用があるとされています。

この治療法は再生医療の一種であり、近年の医療技術の進歩によって実現した最新ケアです。

植毛と相性が良いアフターケアとして注目

フィブロブラスト注射は、自毛植毛と組み合わせることで相乗効果が期待できるアフターケアとして注目されています。

自毛植毛では、後頭部や側頭部から採取した健康な毛根を薄毛部分に移植しますが、移植先の頭皮環境が悪いと定着率が下がる可能性があります。また、移植部分の周囲には既存の弱った毛が残っているケースも多く、これらの既存毛をケアしなければ、植毛部分だけが濃く、周囲が薄いという不自然な見た目になってしまう恐れがあります。

フィブロブラスト注射を併用すると、頭皮全体の環境が改善され、移植した毛根の定着率向上や、既存の弱った毛も太く健康に育つため、全体的に自然で密度の高い仕上がりが期待できます。また、線維芽細胞が産生するコラーゲンやヒアルロン酸によって頭皮の弾力が増し、血流も改善されるため、長期的な薄毛予防にもつながると言われています。

楽しんごさんの植毛施術後から翌日の様子

楽しんごさんの植毛施術後から翌日の様子

施術直後は疲労感と精神的なダメージで元気がなかった楽しんごさんですが、翌日の朝はどのような様子だったのでしょうか。ここでは、施術翌日の楽しんごさんの様子と、植毛部位やドナー採取部位の状態についてみていきましょう。

施術から翌日が経つといつもの様子に戻る

施術翌日の朝、ホテルを訪れた山本院長が「よく眠れました?」と尋ねると、楽しんごさんは「はい!」と元気よく答えていました。前日の疲弊した様子とは対照的に、明るい表情を見せています。

いしだ壱成さんが予想していた通り、楽しんごさんはぐっすりと眠れたようで、山本院長も「かなり元気になりましたね。昨日はぐったりしてましたけど」と安心していました。楽しんごさん自身も「昨日ちょっとぼく、精神的にちょっと落ち込んじゃって。でも今はやって良かったと思っています」と前向きな気持ちを語っています。

自毛植毛施術後の疲労感や精神的な不安定さは、ほとんどの場合が一時的なものです。十分な睡眠と休息を取ることで、翌日には落ち着く方がほとんどです。楽しんごさんの変化からも、休息することがいかに重要か分かります。

施術直後は赤みが強かった植毛部位が翌日には黒く変化

楽しんごさんは施術翌日の植毛部位を指しながら「めっちゃいい感じになりました」と笑顔で報告しました。さらに「昨日は赤かったのが今日は黒くなってきてカサブタみたいになってきたけど、経過的にはどうですか?」と山本院長に質問すると、山本院長は「すこぶるいい感じですね」と答えました。

施術直後の頭皮は、毛を植え込む際にできる小さな傷や、施術による炎症反応で赤みが目立ちます。これは正常な反応で、体が傷を治そうとしている証拠です。施術当日の夜から翌日にかけて、出血が止まり、傷口にかさぶたが形成されていきます。

かさぶたは黒っぽい色をしているため、赤かった頭皮が黒く変化したように見えます。これも回復が順調に進んでいる証拠であり、楽しんごさんの経過も非常に良好でした。かさぶたは通常、術後10日から2週間ほどで自然に剥がれ落ちていくため、無理に剥がさず自然に取れるのを待つことが大切です。

ドナー採取部位は刈り上げ部分が生えてくれば分からなくなる

楽しんごさんが「後ろ(ドナー採取部位)はこれからどうなりますか?」と山本院長に質問すると、山本院長は「後ろの毛全部を取ったわけではないから、刈り上げたところの毛が生えてきたらまったく目立たなくなります」と説明しました。楽しんごさんは「楽しみです!」と笑顔で親指を立てるしぐさを見せ、安心した様子でした。

自毛植毛では移植する毛根を後頭部や側頭部から採取します。東京植毛クリニックが採用しているFUE法では、専用のパンチを使って毛根を1つずつ点状に採取するため、線状の大きな傷跡は残りません。ただし、採取の際に一部の髪を刈り上げる必要があるため、施術直後は刈り上げた部分が目立ちます。

刈り上げた部分の毛は通常通り成長を続けるため、数週間から1ヶ月程度で周囲の髪と馴染み、採取跡はほとんど分からなくなります。楽しんごさんの場合も、今後髪が伸びてくれば後頭部の採取跡は完全に隠れ、見た目には全く分からない状態になります。

楽しんごさんの植毛施術翌日の洗髪の流れ

楽しんごさんの植毛施術翌日の洗髪の流れ

自毛植毛施術後の洗髪は特別な注意が必要です。ここでは、楽しんごさんが施術翌日に受けた洗髪の様子と、一般的な植毛後の洗髪方法について解説します。

植毛施術後の洗髪は後頭部が少し沁みる程度

クリニックでシャンプー中、山本院長が「後頭部しみますか?」と尋ねると、楽しんごさんは「ちょっとだけしみます」と答えました。

自毛植毛施術後の頭皮はデリケートな状態のため、特にドナーを採取した後頭部では軽い痛みやしみる感覚を感じる方もいます。これは、採取時に開けた小さな穴がまだ完全に治っていないために起こるもので、時間の経過とともに自然に治まっていきます。楽しんごさんの「ちょっとだけしみる」という感覚は正常な範囲内であり、我慢できないほどの強い痛みではありません。

また、後頭部を洗われた際、楽しんごさんは「めっちゃいい感じ。気持ちいいシャンプー」と満足そうに話していました。施術後最初のシャンプーは不安に感じる方も多いですが、適切な方法で行えば心地よく感じられ、頭皮を清潔に保つ重要なケアになります。

洗髪のポイントは「植毛部位だけ優しく洗う」

楽しんごさんは洗髪を受けながら「そんなにめちゃくちゃ優しい感じで洗うんじゃないんですね」と驚いた様子で山本院長に話しかけました。山本院長は「植毛部以外は普段通りで全然OKで、植毛したところだけはちょっと優しく洗ってください」と説明しました。

自毛植毛施術後は、移植した毛根がまだ頭皮にしっかりと定着していないため、植毛部位を強くこすったり、引っ張ったりすると、せっかく移植した毛根が抜け落ちてしまう恐れがあります。そのため、植毛部位は指の腹で優しく押さえるようにして洗い、シャンプーの泡で汚れを浮かせるイメージで洗うことが推奨されます。

一方、植毛していない部分やドナー採取部位は、通常のシャンプーと同じように洗っても問題ありません。むしろ、頭皮を清潔に保つためにも、植毛部位以外は普段通りしっかりと洗うことが大切です。ただし、採取部位に痛みやしみる感覚がある場合は、その部分も優しく洗うよう心がけましょう。

洗髪後は清潔感が出て見た目の不安も軽減

ドライヤーで髪を乾かした後、前髪をおろした自分の姿を鏡で見た楽しんごさんは「全然わからない!すごい!」と驚いた様子を見せていました。

施術直後の頭皮は、血液や消毒液、マーキング用のペンの跡などが残っているため、不安を感じる方もいます。しかし、適切な洗髪を行うと、これらの汚れが取れて清潔感が出るだけでなく、髪を整えることで植毛部位や採取部位が目立ちにくくなります。

洗髪後の姿を確認した楽しんごさんは、前日の不安が嘘のように元気になりました。「施術直後は落ち武者みたいになってたけど、いつもの楽しんごになりました」と笑顔で語り、「これなら忘年会もいけるし、いろんな人に勧められます。ほんとにみなさん親切だし、助かりました」と改めて感謝の気持ちを伝えていました。

楽しんごさんの自毛植毛動画

楽しんごさんの自毛植毛施術直後から翌日の洗髪後までの様子が動画でも紹介されています。

ぜひ動画もチェックしてみてください。

まとめ|楽しんごさんが語る施術後の経過と前向きな気づき

この記事では、楽しんごさんが自毛植毛施術直後から翌日までに経験した変化について詳しく解説しました。

この記事のポイント

・施術直後は長時間の手術による疲労感と精神的なダメージがあったが、痛みは全くなかった

・術後の反応には個人差があり、いしだ壱成さんのように元気な方もいれば、楽しんごさんのように一時的に落ち込む方もいる

・フィブロブラスト注射は自身の幹細胞由来の線維芽細胞を使用し、既存の毛を太く育てる最新のアフターケア

・施術翌日には落ち着きを取り戻し前向きな気持ちに

・植毛部位は翌日には黒いかさぶたに変化

・ドナー採取部位は髪が伸びればまったく目立たなくなる

・洗髪のポイントは植毛部位だけ優しく洗い、それ以外は普段通りでOK

楽しんごさんの様子から、自毛植毛施術後の経過は、疲労や不安から、翌日の回復と前向きな気持ちへと変化していったことがわかります。

施術後の不安や疲労は一時的なものであり、適切な休息とケアを行えば翌日には回復します。楽しんごさんも翌朝には「やって良かった」と前向きな気持ちになっており、洗髪後の自分の姿を見て「いつもの楽しんごに戻った」と笑顔を見せていました。

自毛植毛を検討している方で、施術後の経過や回復について不安を感じている方は、ぜひ東京植毛クリニックの無料カウンセリングでご相談ください。経験豊富な医師が、術後の過ごし方やケア方法についても丁寧に説明します。