令和の虎「林社長」が受けた植毛手術に密着|施術当日の流れと日常生活でのアフターケアを紹介

林社長の植毛施術前の様子

「令和の虎」で知られる実業家・林社長が、東京植毛クリニックグループで自毛植毛を受けました。

林社長の自毛植毛で特に注目されているのは、「坊主にしない」という選択です。

一般的に自毛植毛手術では、定着率を高める目的で丸刈りが推奨されますが、林社長はあえて定着率が下がるリスクを受け入れ、髪を残す道を選びました。

この記事では、林社長が実際に受けた自毛植毛施術の全工程と、術後のアフターケアについて詳しく解説します。

自毛植毛を検討しつつも仕事の都合で坊主にできない方、術後の日常生活が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

あえて林社長が選んだ「リスク」とは?

あえて林社長が選んだ「リスク」とは?

林社長は「今回僕はちょっとリスクある方法を選ぼうと思っているんですよね」と語り、東京植毛クリニックの山本院長から推奨された丸刈りを避ける選択をしました。

自毛植毛施術では、丸刈りにすると医師が毛根の状態を正確に確認しやすくなり、定着率が高まります。

しかし、林社長は「坊主にすると(YouTube)撮影に支障をきたす」と説明し、「坊主必須の植毛はハードルが高い」としたうえで、薄毛で悩む人々の選択肢を広げたいという思いを明かしています。

また、術後の注意事項についても「なんなら帰ってすぐお酒でも飲んでみようか」と発言し、禁止事項を守らなかった場合の影響を自分で確かめようとする姿勢を見せました。

さらに林社長は、術前の飲酒制限についても「5日前ぐらいまで飲んでました」と語っています。

林社長の行動は、医学的に推奨されるものではなく、一般的には医師の指示を守ることが重要です。

林社長の植毛施術当日の流れ

林社長の植毛施術当日の流れ

自毛植毛手術は、事前検査から施術完了まで複数の工程があります。

ここでは、林社長が体験した施術当日の流れを時系列で詳しくみていきましょう。

血液・PCR検査と写真撮影

血液・PCR検査と写真撮影

クリニック到着後、まずPCR検査と血液検査が行われました。

林社長は「血管がよく見えにくいって言われます」と話していましたが、看護師の高い技術により採血は滞りなく行われました。

血液検査では肝機能や腎機能を調べ、麻酔薬を安全に使用できる状態かを確認し、あわせてB型肝炎・C型肝炎・HIVなどの感染症検査も行います。

検査終了後、自毛植毛のビフォーアフター用の写真撮影が行われました。

林社長は「けっこうハゲてるんですよ。視聴者の皆さんにはわからないように上げて固めて頑張ってましたけど」と語り、これまでヘアセットに時間をかけてきたことを明かしました。

カウンセリングと植毛部位のデザイン決め

カウンセリングと植毛部位のデザイン決め

医師とのカウンセリングで、林社長は当初、頭頂部のみの植毛予定でしたが、「最近視聴者から『前(生え際)もキテる』って言われる」と話し、山本院長の提案で生え際と頭頂部の両方に自毛植毛することを決めます。

「前(生え際)やったら結構手術痕が目立つよね?」と林社長が不安を口にすると、山本院長は術後の経過について次のように説明しました。

  • 自毛植毛から約3週間で一度状態が落ち着く
  • 約3ヶ月後に植えた毛が抜ける時期が訪れる
  • 4ヶ月後から再び髪が生え始める

この説明を受けた林社長は、安心した様子でデザインの最終確認を行いました。

植毛部位とドナー採取部の刈り上げ

植毛部位とドナー採取部の刈り上げ

デザイン決定後、自毛植毛を行う部位とドナー採取部のみを部分的に刈り上げる作業が行われました。

林社長は坊主にしない植毛を選択しているため、刈り上げは必要な部分のみに行われました。

まず生え際を刈り上げ、続いて頭頂部に入ると、想定以上だったのか「頭頂部も剃るね、これ」と驚いた様子を見せていました。

刈り上げ完了後の林社長のヘアスタイルは、側頭部と後頭部の一部だけが残った状態で、丸刈りとほぼ変わらないような見た目でしたが「このままいってみたい」と当初の方針を貫きました。

植毛施術開始|麻酔~ドナー採取

植毛施術開始|麻酔~ドナー採取

手術室に入り、医師から声をかけられた後、施術が開始されました。

まず、局所麻酔と静脈鎮静麻酔を併用し、施術中の痛みを軽減します。

静脈鎮静麻酔はうとうとした状態を作り出し、リラックスして施術を受けられます。

麻酔が効いた後、後頭部から株の採取に入りました。

東京植毛クリニックグループが採用するFUE法では、専用のパンチで株を一つずつ点状に採取するため線状の傷跡は残りません。

林社長は最終的に3,000株という大量の株を採取しました。

お昼休憩|株分け作業中

お昼休憩|株分け作業中

数時間にわたる採取作業の後、10分間のお昼休憩が設けられました。

林社長は手術着で頭に包帯を巻いた状態でハンバーガーを手に取り、大きくかじりつき満足そうな表情を見せます。

山本院長が「静脈鎮静麻酔どうでした?」と尋ねると「寝たり起きたりだけど全然(平気)」と答え、麻酔がしっかり効いていた様子でした。

この休憩中、別室では専門スタッフが採取した3,000株の株分け作業を進めています。

株分け作業とは、採取した株を顕微鏡で確認しながら1本毛・2本毛・3本毛と分類し、余分な皮膚や脂肪をカットして整える重要な工程で、この丁寧さが仕上がりや生着率に直結します。

植毛施術再開|植毛部位に毛を埋めていく

植毛施術再開|植毛部位に毛を埋めていく

休憩後、後半の植毛施術が再開されます。

山本院長は「終わる時間があと4、5時間」と説明し、林社長は「いま3分の1終わった感じ?マジ?」と時間経過の早さに驚いていました。

後半の工程では、株分けされた株を生え際と頭頂部に移植していきます。

生え際には1本毛で繊細なラインを作り、中間部から頭頂部には2本毛・3本毛を使用して密度を出します。

毛穴の角度や生え癖も考慮しながら進める精密作業のため移植には数時間を要します。

こうして3,000株すべての植え込みが完了し、林社長の植毛手術は無事に終了しました。

林社長の植毛施術後2日目の様子

林社長の植毛施術後2日目の様子

自毛植毛施術を終えた林社長は、術後2日目に再度クリニックを訪れました。

ここでは、術後初めての洗髪と、医師による経過チェックの様子についてみていきましょう。

クリニックで洗髪|ドナー採取部に痛みはある??

クリニックで洗髪|ドナー採取部に痛みはある??

術後2日目、林社長は他の患者様とともにクリニックを訪れました。

「シャンプー4日ぶりですよ」と待ちわびた様子で、シャンプー台に横たわり2名の女性スタッフに丁寧に洗髪してもらいました。

泡状のシャンプーが頭全体に優しく乗せられ、植毛部位やドナー採取部に配慮しながら、慎重に洗髪が行われました。

洗髪後、林社長は「後ろ洗う時にちょっとチクチクしたけど、けどそんなに痛くないですよ」と感想を述べました。

ドナー採取部である後頭部はまだ小さな傷が残っているため軽い痛みを感じる場合があります。

ただし、痛みの感じ方には個人差があり、多くの場合は日常生活に支障が出るほどではないとされています。

植毛後の経過チェック|施術後の飲酒はいつからできる?

植毛後の経過チェック|施術後の飲酒はいつからできる?

洗髪後、医師による施術後の経過観察が行われます。

診察中に林社長が「何が起きるんですか?飲酒したら」と質問すると、医師は「血管にダメージがあるので飲まない方がいい。10日間我慢したら嬉しい」と説明します。

林社長が「(毛が)抜けちゃうの?」と確認すると医師は抜けるジェスチャーを見せながら、「10日間はお酒、タバコ、セックスはダメ」と強く注意を促しました。

術後の飲酒が禁止される理由は、アルコールが血管を拡張させ出血や腫れを悪化させるためです。

移植直後の毛根は非常にデリケートな状態にあり、血流が不安定になると、定着率が低下するリスクがあります。

一般的には術後最低10日間、可能であれば1ヶ月間は飲酒を控えることが推奨されています。

林社長は「僕が体を張って」と実験的な姿勢を見せていましたが、これは医学的に推奨される行動ではありません。

林社長が選んだ「坊主にしない植毛」のアフターケア

林社長が選んだ「坊主にしない植毛」のアフターケア

林社長が選んだ「坊主にしない植毛」には独自のアフターケアが必要です。

洗髪は植毛部と既存毛で異なるケアが必要で、植毛部にはローションと霧吹き、植毛専用シャンプーを使用し、既存毛は通常のシャンプーで洗います。

この複雑な工程により入浴時間が大幅に長くなるため、家族や美容室などに協力を依頼するのも一つの方法です。

また、植毛部に既存の髪がくっついてしまった場合、山本院長は「カサブタと一緒に既存の髪の毛もペリって剥がれるくらいがちょうどいい」と説明し、無理に剥がさないよう注意を促しました。

ウィッグの使用は術後1ヶ月後が理想ですが、軽量タイプなら2〜3週間後から使用できます。

林社長が自毛植毛を受けて感じたこと

林社長が自毛植毛を受けて感じたこと

植毛施術を終えた林社長は、ホテルのロビーでインタビューに答え、植毛体験の率直な感想を語りました。

ここでは、林社長が実際に感じた痛みや快適さ、費用感、サポート体制についてみていきましょう。

施術中・直後の痛みや不安もなく非常に快適だった

林社長は植毛施術について「非常に快適でした」と第一声を発し、特に痛みに関する不安が杞憂だったと強調しました。

「一番皆さん不安だと思うのは痛いんじゃないかっていうことだったんですけど、全然痛くない」と、麻酔の影響で痛みを感じることなくリラックスして施術を受けられたと話しています。

また、施術前半終了時点でも「ちくちくはしましたけどそんなに痛みもなく全然大丈夫でした」と語っており、多少の違和感はあったものの我慢できないような痛みではなかったことがわかります。

「あっという間でしたね。取り越し苦労だったなと思います」と、自毛植毛検討中の視聴者に過度な心配は不要とメッセージを送りました。

費用感|3,000株数+旅費込みで非常にリーズナブル

林社長が特に強調していたのが、費用対効果の高さです。

「僕が植えた株数で言うと3,000株。日本で言うと300万円以上かかるのが、こちらのクリニックだと旅費も込みで100万円程度」と具体的な数字を挙げながら説明していました。

日本国内で3,000株の自毛植毛を受ける場合、基本料金に加えて1株あたり1000円〜1500円程度が相場で、総額は300万円を超えるクリニックも珍しくありません。

一方、東京植毛クリニックグループでは、航空券や宿泊費を含めても100万円程度でした。

林社長は「その3分の1でこんな快適にできてすごい良かった」と満足度の高さに笑顔を見せていました。

手厚いサポート体制が整っている

林社長は費用面だけでなく、滞在環境やスタッフの対応についても高く評価しています。

「皆さん親切だし、日本語も話せる人もいるし、ホテルも綺麗だし、楽しく過ごすことができました」と、施術期間を通して快適に過ごせたことが伺えます。

東京植毛クリニックグループでは、空港送迎からホテル手配、通訳の同行まで一貫してサポートする体制が整っています。

患者様は手術に集中できる環境が用意されているため、余計な雑務やトラブルを心配することなく、万全のコンディションで施術に臨むことができます。

林社長の自毛植毛動画

林社長の施術前の検査から術後2日後のインタビューまでの様子が動画でも紹介されています。

ぜひ動画もチェックしてみてください。

【Q&A】自毛植毛でよくある質問

【Q&A】自毛植毛でよくある質問

林社長の植毛体験を見て、自毛植毛への興味が高まる一方で様々な疑問や不安が浮かんできた方も多いでしょう。

ここでは、自毛植毛を検討する際に多くの方が抱くであろう疑問点についてQ&A形式でお答えします。

Q.植毛後どれくらいで見た目が変わる?

A. 植毛後の見た目の変化には、いくつかの段階があります。

術後約3週間ほどで一度状態が落ち着きますが、1〜3ヶ月頃に移植した毛が抜け落ちる「一時的脱毛」の時期が訪れます。

一時的脱毛は、毛根が定着して次の発毛サイクルに向けて準備している状態です。

術後4ヶ月頃から新しい毛が生え始め、6ヶ月頃には明らかな変化を実感します。

最終的な完成には約1年〜1年半が必要です。

Q.植毛後の生え際は不自然にならない?

A. 適切な技術と丁寧な株分け作業を行えば自然な生え際を作れます。

東京植毛クリニックグループでは、採取した株を顕微鏡で確認しながら、1本毛・2本毛・3本毛に分類する株分け作業を丁寧に行っています

生え際には1本毛を使って繊細なラインを作り、中間部から頭頂部には2本毛・3本毛を使用することで自然なグラデーションを実現します。

Q.施術の傷跡は本当に目立たない?

A. FUE法では点状の小さな傷跡しか残らず、髪が伸びればほとんど目立ちません。

専用のパンチで株を一つずつ採取するため採取痕は直径1mm程度の点状になります。

従来のFUT法では線状の傷跡10cm~20cm残りますが、FUE法ではその心配がありません。

林社長も3,000株採取しましたが、髪が伸びれば完全に隠れます。

Q.白髪やクセ毛でも植毛できる?

A. 白髪やクセ毛でも自毛植毛は可能です。

自分の株を移植するため、移植後も元の髪質(白髪やクセ毛)がそのまま引き継がれます。

ただし白髪が多い場合は施術前に黒染めが必要な場合があります。

これは株分け作業の際、顕微鏡で毛根の位置を正確に視認するためです。

Q.副作用や失敗のリスクは?

A. 自毛植毛は外科手術のため一定のリスクは存在しますが、適切な技術と衛生管理でリスクを最小限に抑えられます。

主なリスクは術後の腫れ・内出血・感染症・生着不良などです。

移植毛の生着率は一般的に80〜95%ですが、術後の過ごし方によって変動します。

術後の飲酒や禁止事項を守らない行動は生着率を下げるリスクがあるため推奨されません。

まとめ|林社長の植毛から学ぶ効果と注意点

この記事では、「令和の虎」で知られる林社長が受けた自毛植毛手術の全工程と、術後のアフターケアについて詳しく解説しました。

【記事のポイント】

  • 林社長は定着率が下がるリスクも承知で「坊主にしない植毛」を選択
  • 3,000株を植毛し、旅費込みで100万円程度(日本国内の約3分の1)で施術を受けた
  • 施術当日は検査・デザイン決め・刈り上げ・植毛手術という流れで進行
  • 術中、術後の痛みはほとんどなく快適だった
  • 坊主にしない植毛は洗髪が複雑になる
  • ウィッグの使用は術後1ヶ月後が望ましいが、軽いものなら2〜3週間後でも使用可能
  • 術後10日間は飲酒・喫煙・性行為を控えることが推奨されている
  • 植毛部に既存毛が付着した場合は、カサブタと一緒に自然に剥がれるのを待つ

林社長の自毛植毛から学べる最も重要な点は、「坊主にしない植毛」という選択肢が存在することです。

ただし、「坊主にしない植毛」は術後のケアが複雑になる、定着率が若干下がる可能性があるといったデメリットも伴います。

また、林社長が冗談交じりに触れていた、術後すぐの飲酒は医学的には推奨されず、移植した毛根の定着を妨げるリスクがあることも理解しておく必要があります。

東京植毛クリニックでは、林社長のように丸坊主にしない自毛植毛にも対応しています。

仕事の都合で坊主にできない方、術後のケア方法が気になる方は、無料カウンセリングでご相談ください。